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健康寿命

寿命を伸ばそう!超高齢化社会に必要なのは”健康寿命”

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近年、日本人の平均寿命が伸びていくにつれて問題視されているのが平均寿命と健康寿命の差です。
平均寿命が伸びても、健康寿命が短ければ、満足な生活を送ることが難しいでしょう。

本記事では、健康寿命を縮める原因や寿命を延ばすための対策について解説します。
無理なく続けられることから実践し、健康寿命を伸ばしていきましょう。

健康寿命とは?平均寿命と健康寿命

健康寿命とは、心身ともに自立し、健康的に生活できる期間です。
2000年にWHO(世界保険機関)が健康寿命を提唱してから、寿命を延ばすだけでなく、いかに健康的に生活できる機関を延ばしていくかに興味・関心が高まっています。

健康寿命と平均寿命の差は「健康でない期間」と定義されます。
2019年において、この差は男性が8.73年、女性が12.06年でした。

今後、平均寿命が伸びるにつれて健康寿命との差が拡大すると、健康上の問題のみならず医療費・介護費の増加が懸念されます。

超高齢化社会に突入する日本で健康寿命を伸ばすために

日本は、すでに超高齢社会と呼ばれる状態になっています。
2010年時点で人口に対する65歳以上の割合が23%を超え、超高齢社会となりました。
高齢者の増加にともない、平均寿命が伸びている日本であるものの、元気で健康な高齢者が多いというわけではありません。
平均寿命と健康寿命との差があるように、病気になってベッドで寝たきりの高齢者は多いのが現状です。

健康寿命を縮める原因

健康寿命を縮めるおもな原因を4つ解説します。
自身に当てはまるものがないかチェックしましょう。

運動不足

運動不足になると、持久力や筋力低下などを引き起こし、健康を損ねます。
運動不足の人は、運動習慣のある人に比べ、心臓疾患やがん、認知症など、健康寿命を脅かす疾患にかかりやすいとされています。

生活習慣病

生活習慣病は、健康寿命を縮める最大の原因と言われています。
糖尿病や高血圧などの生活習慣病は、自覚症状がないことが多く、知らず知らずのうちに病状が悪化するケースがあります。
結果、重大な病気につながり、命に関わることもあるでしょう。

食生活の乱れ

偏った食習慣を続けると、健康的な食習慣のある人に比べ、死亡リスクが高くなることがわかっています。
栄養が偏ると、病気や肥満のリスクが高まり、体の中で糖化が進行して老化を早める原因になります。
また、脂っこい食べ物を過剰に食べると消化速度が遅くなり、身体に負担がかかって体調を崩しやすくなります。

喫煙

喫煙すると、たばこに含まれる発がん物質の影響でがんになるリスクが高まるとされています。

また、厚生労働省の調べによると喫煙者の死亡率は非喫煙者の約2倍であり、平均寿命は約10年短いことがわかっています。

一方で、禁煙を10年継続すれば、たばこによるがんの発生率を低下させる効果があるため、喫煙週間のある人は禁煙しましょう。

健康寿命を伸ばすための対策

健康寿命を伸ばすために、以下の4つを実践していきましょう。

定期的な運動を心がける

運動不足になると、健康寿命を縮めるきっかけになるため、運動習慣を身につけましょう。
おすすめは、少し息が上がる程度のウォーキングです。
1日に30分を目安にできる範囲で運動してください。

一方で、無理をしてしまうと転倒して骨折したり、体調を崩したりしてしまいます。
場合によっては寝たきりになってしまうこともあるでしょう。

あくまで無理をしない程度に運動することが大切です。
また、運動する際は、こまめに水分補給を心がけてください。

コミュニティに参加する

健康寿命やフレイル予防に重要なのが、精神的な充実感を得ることです。
年を重ねると外出する機会が減り、気持ちが落ち込みやすいため、新しい習い事やボランティア活動など、社会との接点を持つことが大切です。
たとえば、散歩の途中に近所の人と会話をしたり、友人や知人と談笑したりするといったことで問題ありません。

人とのコミュニケーションは認知症やフレイル予防につながるため、積極的に人と交流しましょう。

睡眠時間をたっぷり取る

睡眠は身体を休息させるために重要です。
もし、睡眠不足になると、生活習慣病のリスクが上がり、糖尿病や高血圧の発症率が高まるとされています。

また、食欲旺盛となり、食べ過ぎにつながって肥満の原因になる場合もあるでしょう。
身体の健康を維持するためには十分な睡眠を取ることが大切です。

栄養バランスのとれた食事を心がける

健康寿命を伸ばすためには運動に加えて食事の管理を徹底することが大切です。
たんぱく質・炭水化物・ビタミン・ミネラルをバランスよく食べるために、一汁三菜を意識し、主食・副菜・汁物に分けて食べましょう。

少しでも健康寿命を伸ばそう。まずは生活習慣を見直し健康診断を受けよう

健康寿命を伸ばすことで、生活の質が上がり、幸福度が上がります。
平均寿命だけでなく、健康寿命を伸ばすために、定期的な運動や栄養バランスの取れた食事、睡眠時間の確保などを徹底していきましょう。

また、定期的に健康診断を受診し、健康管理に努めることも大切です。
いつまでも若々しく健康的な毎日を送るために、できることから着実に取り組んでいきましょう。

監修医師紹介
赤松 敬之(あかまつ たかゆき)
赤松 敬之(あかまつ たかゆき)
医療法人 星敬会 理事長
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