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生活習慣病

生活習慣病になりやすい人の特徴とは?すぐ実践できる改善方法!

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生活習慣病は、現代人にとって最も対策が必要とされる病気の1つです。
人々の食習慣や運動習慣、生活環境などの要素が原因となり、引き起こされます。
場合によっては、重篤な健康被害を引き起こし、命に関わることもあるでしょう。

本記事では、生活習慣病といわれる疾患や、発症の原因、改善方法について解説します。
日頃から生活習慣病対策を実践し、毎日を健康的に過ごしましょう。

生活習慣病とは?

生活習慣病は従来、成人病と呼ばれ、年齢を重ねるとともに進行するものとされていました。

現在は運動不足・食習慣・喫煙・不規則な生活・飲酒といった要素や、子どもの頃からの生活習慣が原因で発症することがわかっています。

生活に起因することが原因であるため生活習慣病と呼ばれ、その予防方法が注目されています。

具体的にどんな病気?(三大疾病・七大疾病とは)

生活習慣病の分類として挙げられるのが、三大疾病七大疾病です。
それぞれの病気について解説します。

三大疾病

三大疾病としては、以下の3つが挙げられます。

がん(悪性新生物)

がんは、日本人の死因の上位を占める三大疾病の1つです。

男性の場合、肺・肝および肝内胆管・大腸・前立腺・胃で罹患率が高く、とくに50代以降の方は大腸がんのリスクが上がるとされています。

一方で、女性の場合は、乳房・大腸・子宮・肺・胃の罹患率が高く、とくに20代後半以降で乳がんのリスクが高まります。

心疾患

心疾患は、心臓に生じる病気の総称です。
何らかの原因で心臓の作用に異常が発生し、血液循環が滞ることで起こります。

心疾患の例としては、以下のとおりです。

  • 不整脈:心臓の心拍リズムが乱れ、速くなったり・遅くなったりする状態。
    ストレスや過労などが原因で起こる場合がある。
  • 心不全:心臓のポンプ機能が低下し、全身に対して必要な血液が送り出せなくなった状態。虚血性心疾患や不整脈、高血圧といった疾患が原因となって起こる場合がある。
  • 心臓弁膜症:加齢やさまざまな疾患によって心臓の弁の開が悪くなり、血液の通り道が狭まって起こる場合がある。
  • 虚血性心疾患:動脈硬化の影響で血液の循環が悪くなり、心臓に栄養や酸素を供給する血管が詰まったり細くなったりすることで起こる疾患。
    主に心筋梗塞や狭心症の2種類が挙げられる。

脳血管疾患

脳血管疾患とは、脳の血管がトラブルを起こし、脳細胞が破壊される疾患です。
主に出血性脳血管疾患虚血性脳血管疾患の2つがあり、脳卒中とも呼ばれています。

出血性脳血管疾患として挙げられるのが脳出血(脳の奥になる血管にできた昆布が破裂して出血する)やくも膜下出血(頭蓋骨の下にあるくも膜の下で起こる出血)です。

虚血性脳血管疾患として挙げられるのは脳梗塞一過性脳虚血発作です。

いずれも突然死のリスクがあり、一命をとりとめても深刻な後遺症が残る場合があります。

七大疾病

七大疾病としては、がん・心疾患・脳血管疾患に加え、以下の4つが挙げられます。

糖尿病

糖尿病とは、インスリンの機能が十分に作用しなくなり、血液を流れるブドウ糖が増加する疾患です。
糖尿病になり、血糖値が上昇する状態が続くと血管がダメージを受け、心臓病や失明、腎不全などを引き起こすリスクが高まります。

高血圧性疾患

高血圧は、上の血圧が140mmHg以上、下の血圧が90mmHg以上になる疾患です。
放置すると、動脈硬化や狭心症、心筋梗塞を招き、死に直結する可能性があります。

肝硬変

肝硬変とは、肝臓内に線維組織が増加し、肝臓が硬くなる疾患です。
慢性肝疾患の場合、B型肝炎やC型肝炎、脂肪肝やアルコール性肝障害などが原因として挙げられます。

慢性腎不全

慢性腎不全とは、腎臓の機能が低下し、正常に働かなくなる疾患です。
数ヶ月から数十年かけて腎臓のろ過能力が低下し、体内の正常な環境を維持できない状態といえます。

生活習慣病になる原因

生活習慣病になる原因としては、以下のとおりです。

  • 運動面:運動不足になると筋力が減り、代謝が落ちて肥満のリスクが高まる。
    とくにデスクワークが続くと、生活習慣病にかかる可能性が高まる。
  • 食事面:ご飯やパンといった炭水化物を食べすぎると、太りやすくなり、肥満や血圧の上昇を招く。
    また、間食や甘いものを食べすぎると、血糖値が上がり、糖尿病のリスクも高まる。
  • 生活面:毎日飲酒・喫煙をしたり、睡眠不足が続いたりすると自律神経が乱れて健康状態が悪化し、さまざまな疾患の原因になる。

生活習慣病の改善方法は?

喫煙や飲酒の習慣がある人は、禁煙・節酒しましょう。
睡眠時間が足りていない人は、1日8時間を目安に睡眠するよう心がけてください。
運動不足の人は、ジョギングなどの有酸素運動を1回30分、週2〜3回続けるようにしましょう。
食事に関しては、脂質や炭水化物を摂りすぎないよう、食べすぎに注意してください。
また、食物繊維やミネラルを含む野菜を積極的に食べることが重要です。

定期的に健康診断を受けよう

生活習慣病は、知らず知らずのうちに進行する場合があります。
場合によっては重篤な疾患に発展し、命に関わることもあります。

日々の生活を健康的に送るためにも、年に1回健康診断を定期的に受けましょう。
健康診断を受けたら、受診状況をまとめておくことをおすすめします。
過去の受診結果と照らし合わせ、改善すべき点を確認しておきましょう。

気になることやわからないことがあれば、西梅田シティクリニックへご相談ください。


監修医師紹介
赤松 敬之(あかまつ たかゆき)
赤松 敬之(あかまつ たかゆき)
医療法人 星敬会 理事長
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